【S11使用構築 最高2049】アイマイモコ~グロスヒトムレヒレ~
1.はじめに
こんにちは いのすけと申すものです。
S11お疲れさまでした。
非常に苦しみながらもなんとか2000を達成することができたので
思考整理も兼ねて構築記事を書いていこうと思います。
2.今回の構築について
S11で使用した並びはこちらになります。
S9で2100を達成したときに使用した並びと同じです。
もともとこの並びを改良しようと思ったわけではなく
このような形にまとまりました。
それでは個別紹介に移らせて頂きます。以下常体
メタグロス@メガストーン
いじっぱり
171(124) - 212(220) - 170 - x - 130 - 151(164)
アイアンヘッド れいとうパンチ
HP
A182ガブリアスの地震が122~146+鮫肌ダメ(21)で耐え
A156ミミッキュのZシャドークローが146~174で乱数一つ切りで耐え
A
S
準速サザンドラ抜き
いつもの。
今期は様々な型(岩技持ちやアイヘ思念等)のメタグロスを試したが
またHD振りのポリゴン2やカミツルギが増加していることから
この型の採用を決めた。
この技構成のメタグロスは上から殴るよりも、火力で相手のサイクルに圧をかけたり
先制技で縛れる範囲を広げるほうが強いと思っているので、耐久調整を施したいじっぱりの個体を使用している。
実際、この耐久調整と火力のおかげで拾った試合は数多く、ミラーやリザードンを意識していないこの技構成のメタグロスの調整はこれがベストであると考えている。
ただ今シーズンはまきびしゲッコウガからボーマンダを展開する構築が一定数存在したため、まきびし+特化1舞地震を耐えることができず、この耐久調整が崩される場面が度々見られたので、ボーマンダを舞わせずメタグロスと対面させるというシビアな立ち回りが要求された。
ひかえめ
125 - x - 127 - 172(252) - 128(4) - 138(252)
オーバーヒート ボルトチェンジ
めざめるパワー氷 トリック
いつものその2。
相変わらず強い。初手から展開してメタグロスを動きやすくするのが主な仕事。
ヒトムの一貫を防ぎきれていない構築が少なくなかったのと、両刀ボーマンダが環境に一定数いたので刺さりは悪くなかった。
ボルトチェンジではなく10まんボルトで突っ張りたい場面が多々見られたが、耐久ポケモンに対しての詰め筋・搦め手として有用なトリックを切ることができなかった。
カプ・レヒレ@こだわりメガネ
ひかえめ
175(236) - x - 144(68) - 154(196) - 151(4) - 106(4)
なみのり トリック
HP
16n-1
H-B
A特化メガバシャーモのA233フレアドライブ+かみなりパンチを
両方最高乱数引く以外耐え
C
余り
S
気休めの同速意識
いつものその3。
メタグロスとヒトムとの相性の良さから採用。
今回も裏にZ枠を用意したかったので眼鏡での運用。
眼鏡にすることで相手のサイクルに想定外の負担を与えたり、悠長に舞ってくるボーマンダを葬り去ることができる。
この耐久調整は対バシャーモに生きるだけでなく、対ミミロップやその他物理アタッカーの攻撃をいろいろ耐えることができる調整なので、個人的にはCぶっぱよりも優先するべきだと思っている。
トリックは主にカビゴン対策として採用していたが、眼鏡レヒレという形が認知されてしまったため、読まれてZ枠やメガ枠に交換されることがあったので、以前よりも刺さりは悪くなってしまった。対面アーゴヨンや交換読みでカミツルギやモロバレルに撃てるれいとうビームでもいいかもしれない。
バンギラス@メガストーン
陽気
189(108) - 202(140) - 171(4) - x - 141(4) - 135(252)
ちょうはつ りゅうのまい
HB
特化メガボーマンダのA1↑じしん確定耐え
無振りテッカグヤのヘビーボンバー2耐え
無振りグライオンのじしん2耐え
S
シーズン終盤あまりにも受けサイクルが多く、その中でも特に最速特殊ボーマンダorゲンガー+受け回しという構築が無理だったので採用。
メタグロスを使う上で障害になってくるヒトムにも強いのでメタグロスの裏メガシンカ枠としてはかなり優秀なポケモンだと思っている。
ポリゴン2やモロバレル、ミストフィールド下でドヒドイデをしっかり起点にしていくためにちょうはつを採用している。ただランドロスやグライオンが鬱陶しいので受けサイクルが少ない環境下ではれいとうパンチを採用したい。
ランドロス@マゴのみ
わんぱく
196(252)-165-138(124)-x-117(132)-111
じしん うちおとす
みがわり ビルドアップ
要検討枠。
でんきやじめんの一貫を切りつつ、ここまで薄いバシャーモを対策し
ヒトムでは崩せないカグヤ入りのサイクルを崩すために採用。
しかしカグヤを崩したいというよりも、マンダガルドのサイクルに対する回答として機能させたい場面があまりにも多かったため、流行りの調整を思考停止で使うのではなくHBに特化させた型を使うべきであった。
全く出せなかったうえ、出しても微妙な活躍しかしなかったのでこの構築にはあまりマッチしたポケモンではないと思われる。
ただ、ランドロスのおかげで相性補完はかなり綺麗になるので、何かこの構築にあったランドロスの型を考察していきたい。
カミツルギ@ノーマルZ
ようき
135(4) - 220(148) - 152(4) - x - 67(124) - 173(228)
はたきおとす つるぎのまい
HD
S
準速メガボーマンダ抜き
S10で猛威を振るったことで無視できなくなった雨パにこのままでは5億タテされてしまうのでその対策として、またスイクンやミトムなどメタグロスを通しづらいの高耐久水タイプの対策として採用。
他にも候補はいたが、構築単位でSラインが低いのとミミッキュとも戦える
ことからカミツルギの採用を決めた。
最初はカクトウZを使用していたが、カミツルギをリザードン、バシャーモ、ウルガモスで見ている構築が少なくないことからノーマルZに変更。
このおかげで対面的な選出もできるようになり、かつ崩しのルートも増えたので変更してよかったと思っている。
はたきおとすは主にギルガルド意識。この構築はギルガルドに対する明確な引き先がいない、またエースであるメタグロスがギルガルドに大きな隙を見せてしまうため、少しでも強く出られるように採用した。
・辛いポケモン
ゲッコウガ....こいつがいるだけで立ち回りの幅が狭まる。別に僕はレートに宇宙旅行しに来てるわけではないので、宇宙開発はやめてほしい。
ギルガルド....受からないしメタグロスを止められるのでホントにきつい。
ポリゴンZ....きちんと起点を作られて出されると止まらない。
オニゴーリ...4ね
3.結果
最高2049 最終1970 TN とらっくま
4.最後に
今シーズンは結果を残したいと思い、中盤からかなり潜っていましたが
序盤に組んでいたポリ2グライマンダをうまく煮詰めることができなかったことにはじまり、FFの方と一緒に組んだ変幻自在襷とんぼゲッコウガ展開の構築もうまく扱えず、15~17を彷徨ってはレリセを繰り返し(おそらく8回ほど)、苦し紛れに過去の自分の構築を引っ張り出しながら戦っていました。
最終日付近に原点回帰してグロスヒトムレヒレを使い始め、なんとか2000は超えることができましたが、考察不足なのもあり目標とする2100には届きませんでした。
S12ではこの反省を生かし2100を再び達成できるように頑張っていきたいと思います。
あと、9月のガバオフではじめてオフ会に参加するのでそちらの方でも結果を残せるように頑張りたいと思います。
やはり最終日にやるポケモンより面白いゲームはないのでまだまだやめられません。
これからもよろしくお願いします。
~Special thanks~
構築相談に乗ってくれたやざわ君
からきおす杯に一緒に出てくれたえる君 ティオさん コドンさん こっぺさん
運負けしてすさんだ心を癒してくれた Summer Pockets
マジで神ゲーだったのでやって欲しい。
構築について何か質問等あれば誰でも何でも答えるのでinosuke_pokeまでお願いします。