響け!ブレイジングソウルビート

ジャラランガは使いません。 ポケモンのあれやそれやについて書いたり書かなかったりするブログ

【S2 最終85位R2187】ご注文はおうまですか?

構築経緯

S1は時間と精神を削り大真面目にやって450戦の最終5000位とかいう自分史上最低の成績を叩き出してしまった。

その時は先にテラスタルじゃんけんを仕掛け、そこで取ったアドバンテージで逃げ切ろうという構築・立ち回りを行い、そのじゃんけんの精度が低かったから負けたのだと思っていた。

しかし上位に食い込んでいる人の構築記事を見ると、”テラスタル択を拒否・回避”という文言をいくつも見かけ自分の考えがいかに愚かであったかを思い知らされた。

そこで0から勉強し直すために7世代、8世代の時から仲が良い人達があげていたレンタルパを触って感触を確かめていたところ、この構築が最も自分の手に馴染んだためこの構築の軸を借りて自分なりにアレンジし始めることに。

 

rururyoga.hatenablog.com

 

4体の最強ポケモンを軸としてバンバドロをステロコノヨザルにしたり、フェアリー枠のマリルリサーナイトにしたりと試行錯誤を重ねていたが、バンバドロマリルリが持つ選出誘導性能がこの構築には必要であることに気づき、並びはそのままにS2の環境に合わせて若干チューニングを施して構築が完成した。

パクりではなくパクリスペクトと呼んでほしい。

 

 

単体紹介

マリルリ @ こだわりハチマキ
テラスタイプ:でんき
とくせい:ちからもち
せいかく:いじっぱり
205(236)-112(252+)-100-×-100-73(20)
じゃれつく アクアブレイク テラバースト アクアジェット

調整

でんきテラスタル

ステルスロック込1舞意地4振カイリューひこうテラバーストをほぼ2耐え

同速ケアで気持ちS振り

 

兎年なので採用。

一番上で選出誘導をかけてもらう係。

後述するドラパルトを初手に置くことが非常に多いため、初手で対面したくないカバルドンやドラパルトの選出をある程度抑制し、役割対象であるマスカーニャを呼んできてくれる。

当初はこの選出誘導と見た目のドラゴンの一貫を切るだけの置物だったが、イルカマン軸に対して非常に強く出られたり、鉢巻じゃれつくが受かってないパーティが多く見られたので終盤になるにつれ選出する機会が増えていった。

構築単位でひこうテラスタルカイリューが無理だったため、元の構築ではじめんだったテラスタルはでんきに変更。結局変更した後カイリューに打つことはなかったが、ドヒドイデを吹き飛ばしたり、ゴールドラッシュを半減したりとそこそこ活躍した。最終日にはひこうテラスタルを切った後のHBサーフゴーのでんじはを無効化して消し飛ばしてくれた。むしテラスタルよりは余裕でマシ。

 

 

 

カイリュー @ ゴツゴツメット
テラスタイプ:フェアリー
とくせい:マルチスケイル
せいかく:わんぱく
197(244)-154-160(244+)-108-120-103(20)
じしん はねやすめ アンコール ほのおのうず

 

説明不要の最強ポケモン

最終日前日までりゅうせいぐんとじしんでコロコロしていたが、原案者に相談したところじしん一択だろと一蹴されたためじしんに固定。そのおかげで最終日5勝は拾えた。

技選択に慣れが必要だが、それさえクリアすれば勝ち筋を大きく広げることができテラスタルしてもしなくても最強なのが最強だった。

 

 

バンバドロ @ とつげきチョッキ
テラスタイプ:ほのお
とくせい:じきゅうりょく
せいかく:いじっぱり
207(252)-165(36+)-148(220)-×-105-55
じしん ヘビーボンバー ボディプレス がんせきふうじ

調整

無振りサーフゴーをじしんで確定1

残りB

 

競馬はできそうにないお馬さん。

当初はステロ撒きとして運用していたが、型が認知されているためかこいつをワンパンしようとする特殊ポケモンが後を絶たず、またこのポケモンを見て出てくるウルガモスのすべてがあつぞこブーツを履いていてイラついたためチョッキに変更。

ステロ撒きでないならバンバドロじゃなくても良いのは確かだが、出されると7色のテラスタルでなんやかんやされるセグレイブの初手率・選出率を大幅に下げてくれていたり、前述のマリルリとともにマスカーニャの選出誘導を行うこいつを抜くことはできなかった。

ウルガモスが役割対象なのでテラスタルはほのお。がんせきふうじとヘビーボンバーがあるためフェアリーテラスを切られてもなんの問題もない。

ちなみに元記事の方にバンバドロに関する非常に有意義な豆知識が乗っているので気になった人は見に行ってほしい。

 

 

ドラパルト @ きあいのタスキ
テラスタイプ:ドラゴン
とくせい:すりぬけ
せいかく:うっかりや
163-140-96(4)-167(252+)-85-194(252)
りゅうせいぐん たたりめ でんじは ふいうち

 

本構築のMVP。

”初手ドラパルト対面”という無限の可能性を相手に押し付けながら、自分は目の前に通るタイプの技を打ち、それが通らなかったらでんじはで機能停止にするという安定行動をとることができる。弱いはずがない。

これにより初手テラスタルじゃんけん負けで世界終了という最低な敗北が大幅に減り、立ち回りはもちろん精神面でも非常に安定することができた。

前述したとおりマスカーニャの選出誘導をかけているため初手対面でりゅうせいぐん+ふいうちでほとんど狩ることができる。スカーフサーフゴーもたたりめ+ふいうちで落ちる。対面性能の鬼。

こいつに出会ってやっと僕の9世代がはじまったといっても過言ではない。

 

 

サザンドラ @ たべのこし
テラスタイプ:はがね
とくせい:ふゆう
せいかく:おくびょう
167-×-111(4)-177(252)-110-165(252+)
あくのはどう わるだくみ みがわり ラスターカノン

 

受け崩し担当大臣。

色違い個体のためAをまあまあで甘えているが、みがわりでイカサマを受けることが多いため絶対に0にした方がいい。

ブラッキーやキョジオーン等めんどくさいポケモンを起点にするだけでなく、浮遊はがねテラスタルがセグレイブやカイリューにそこそこ強く非常に動かしやすいためいろんな構築に投げていった。

前述のドラパルトと相性が良く、フェアリーテラスタルをして麻痺したポケモンを上からはがねテラスタルで倒す動きが非常に強力。

 

 

 

サーフゴー @ こだわりメガネ
テラスタイプ:ノーマル
とくせい:おうごんのからだ
せいかく:おくびょう
163(4)-×-115-185(252)-111-149(252+)
(元性格無補正こうげき個体値0)
シャドーボール きあいだま ゴールドラッシュ トリック

 

超火力枠。

カイリューとのタイプ相性が非常に良く、カイリューが崩しきれないサイクルをメガネの火力で破壊してもらっていた。

相手の構築にドドゲザンがいる場合はまず間違いなく選出されているので、有利対面は交代読みきあいだまを押す。交代読みなので当然当たりやすい。

ガブリアスサザンドラなどSが早いポケモンを見ると選出を渋ってしまっていたが、もともととくせいと耐性が最強なので臆せず投げることが重要だと感じた。

 

 

終わりに

S1は本当に最悪なシーズンでテラスタルを1ミリも理解していなかったため、勝っても負けても面白くないと感じるほどでしたが、S2で先人の知恵を得てテラスタルをある程度理解したことで楽しくポケモンができた上に結果もついてきたので非常に良いシーズンを送ることができました。

 

社会人になったので毎シーズンとはいかないもののこれからも対戦できたらと思います。

 

スーパーハイパーウルトラミラクSpecial thanks

ゆよぽよ(https://twitter.com/rururyo323)