【S15使用構築】スラッシュアックス×オノノグロス【最高2075】【QR有】
1.はじめに
S15お疲れさまでした。
いのすけです。
苦しんだシーズンでしたが何とか滑り込みで2000を達成し、一緒に戦ってきたオノノクスについて書きたかったので今期も記事を書いていこうと思います。
それなりにまとまった構築なのでオノノクス使いの方や、ヒトムレヒレグロス使いの方の参考になれば嬉しいです。
2.構築紹介
バトルフロンティアというオフ会で某ガルランドのめっちゃ強い人と会話したときに従来のヒトムレヒレグロスではガルーラ軸に対して相当な不利であることをようやく理解し、その欠陥を埋めるためにゴツメランドロスを入れたヒトムレヒレグロスを作ろうと画策したところからスタート。
前期の構築をベースとしているので基本選出に絡むミミッキュは確定。
どうしても受け構築に対して勝率が伸びず悩んでいたときに、かたやぶりによって厄介な特性をすべて無視して破壊できるオノノクスが目に止まり見た目も好きだったため採用。微調整を重ね構築が完成した。
以下個体別紹介
オノノクス@ドラゴンZ
受け崩し担当大臣。
前期死ぬほど苦しめられたヤミヌケやヌオーへの憎しみから生まれたポケモン。
崩しのコマでありながらてんねん、ばけのかわで止まらない「かたやぶり」という特性が非常に優秀。それを最大限生かすために準速ミミッキュを抜けるASぶっぱ。
剣舞+挑発でカバルドンやエアームドを起点にして抜いていく。
火力は素晴らしくエアームドやテッカグヤであっても剣舞ドラゴンZ+げきりんでゴリ押せる。
ただ耐久が心許なくあらゆる攻撃を2耐えしない、抜群攻撃だと致命傷になり役割を果たせないという欠点があり後出しから起点にするという行動はほぼ不可能。
ヒトムのボルトチェンジを生かしラッキーやドヒドイデ、バンギラスなど攻撃力が低く物理受けに交換してくるであろうポケモンとの対面を作り舞うことが重要。
171(124)-210(204)-170( )-×( )-130( )-153(180)
しねんのずつき/れいとうパンチ/アームハンマー/バレットパンチ
メタグロス@メガ
いつもの
今期はヒトムレヒレグロスがほとんどいなかったので前期の同速意識の調整ではなく普通の結論調整を使用した。
サイクルも対面も崩しもこなせる最強のポケモン。
特に語ることはないがこのポケモンの対面性能を使いこなすのが勝率を上げるコツだと思っている。
今期はテッカグヤが死ぬほどいたのでかみなりパンチを採用したかったがランドロスやボーマンダの威光に怯えてれいとうパンチを切ることができなかった。
ヒートロトム@スカーフ
いつもの。
この構築は相手のメタグロスやゲッコウガ、速いカプ・レヒレが重いのでスカーフで採用。ボルトチェンジから展開できる初手性能はさすがの一言。
大流行しているカビゴンにトリックを撃つ役割もあった。
ただそれ以外では炎zが非常に刺さっていたように感じたのでパーティーの他の枠でこれらを補う必要があったと反省している。
カプ・レヒレ@ミズZ
いつもの。
今期はミミガッサ系統のパーティーが少なかったので、ボーマンダやリザXと撃ち合ってもらうためのHbCレヒレ。
こごえるかぜは対ミミッキュや起点回避用に入れたが殆ど撃たなかった。
挑発やめざ炎のほうがよかったかもしれない。
ランドロス@ゴツゴツメット
対ガルーラ軸、クチート軸への回答。
このポケモンのおかげでこの2つの軸に対しての勝率をあげることができた。
ミミッキュは言わずもがな、はたきおとすを持つことでカビゴンも後出しから咎められる。(ボーマンダ入りには基本的に出さないのでがんせきふうじは切った。)
クッション性能が素晴らしく今までの攻め一辺倒のヒトムレヒレグロス構築よりも立ち回りの幅が広がったが、選出を読み間違えると全く刺さらないお荷物になってしまうので、確実に仕事ができる構築を見極めて選出していた。
ミミッキュ@襷
いつもの。
対面性能、崩し性能、詰め性能をZなしで持つ最強ポケモン。語ることナシ。
3.選出
基本選出
この構築において汎用性・誤魔化し性能の高い選出。
迷ったらこのどれかから選出する。
ヒトムのボルトチェンジから展開してサイクルを回す選出。メタグロスの一貫を作ることと数的有利を取ることを意識する。
ヒトムレヒレでサイクルをしながら最終的にミミッキュで詰める選出。メタグロスが役割を果たせないギルガルド入りの構築に良く投げていた。
対面性能に振り切った選出。
グロスとレヒレで最低限のサイクルを行いながら相手の体力を削りきる。
キノガッサやテテフが入っている攻め寄りの構築に対して良く投げていた。
対処選出
ヒトムのボルトチェンジやランドロスのとんぼを駆使して特殊受けとオノノクスの対面を作って舞ってドラゴンZでゴリ押す。
挑発は読まれないので積極的に押す。
ガルーラにねこだましを撃たせてゴツメで削り、通りの良いヒトムで一掃する。
ランドロスはミミッキュにも役割があるため体力管理をしっかりと行う。
ラティアスやレヒレを意識して初手ミミッキュを置いていたが、ボルトロスやランドロスのボルトチェンジ、とんぼがえりからクチートを展開されるとかなり厳しいのでメタグロスを出すこともあった。
ランドロス・クチート対面のとんぼ択が勝負の鍵となる。
他に聞きたいやつあればDMか何か送ってくれれば答えます。
4.重いポケモン
・ポリゴンZ
耐久振ったじこさいせい持ちはホントにきつい。何とか起点回避してメタグロスとの対面を作るしかないが至難の業。
・テッカグヤ
この陰キャ無理。やどりぎとまもる押されてるだけでイライラが止まらない。そしてプレミする。もっとイライラする。はあ。
・ブルドヒ
いないから切った。当たったら無理。
・カプ・テテフ
重いというか強制的に選出択になるのがきつい。可愛くねぇんだよカスって誰かが言ってたけど分かるようになってきた。
・オニゴーリ
今期も温まる運負けをたくさんくれてありがとう。二度とその面を見せるな。
5.結果
最高2075
6.さいごに
やっぱり最終日に2000帯でやる緊張感あるバトルは一番楽しいですね。
もしかしたらこんなレーティングバトルができるのがあと数カ月しかないのかもしれないと思うと涙が止まりません。
来期は7世代環境最後の可能性があるので気合入れて臨んでいきたいと思います。
ここまで読んで頂きありがとうございました。何か質問があれば@inosuke_pokeまで。