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ジャラランガは使いません。 ポケモンのあれやそれやについて書いたり書かなかったりするブログ

【S14使用構築】サイクル⇔対面変幻夢幻 TRUST IN ETERNITY ヒトムグロス【最高2102】【QR有】

1.はじめに

S14お疲れ様でした。いのすけです。

今回は自身二度目の2100を達成できた構築について紹介していきたいと思います。

やっぱりヒトムレヒレグロスになりました。これしか信じられないのかもしれません。

インフレシーズンで様々な人が素晴らしい結果残している中飛び抜けた成績とは言えませんが同じような構築を使っている人の参考になれば嬉しいです。

今回もQRを作ったのでよろしければ使って頂けたら、そしてもし使用感など教えて頂ければめちゃくちゃ嬉しいです。

 

 

https://3ds-sp.pokemon-gl.com/rentalteam/usum/BT-4047-B73D

 

2.構築について

 

2.1構築経緯

2000まではサザングロスで行けたが上位陣が多く使用しているスカーフレヒレギルガルドの並びがあまりにも重く、また環境にリザグロス+ゲコミミガッサという対面的なパーティーが増えてきたことを感じた。さらにサザンドラの型が一点読みされて刺さらなくなってきたので前述の構築を解散し、新たに対面的な動かし方ができてスカーフレヒレギルガルドの並びに対処できる構築を模索した。


その結果ヒトムをスカーフにして炎zを読んで突っ張ってくるスカーフレヒレメタグロスの上から動けるようにし、パーティーに足りない対面性能を補うため、圧倒的な対面性能を持ち強い人もよく採用している襷ミミッキュを採用。


ここまでで受け崩しのコマがいなかったので流行っているカビゴンにも強く出られる剣舞格闘zランドロス採用。


パーティーのSの底上げ
マンダガルド、アゴギャラ等の苦手構築へのメタとして珠めざ電ゲッコウガを採用。


いつも使用しているメタグロスカプ・レヒレについても構築と環境に適応できるように少し変更を施した。

 

2.2個体紹介


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調整意図

意地252振りミミッキュのZシャドークローが25%の乱数1

意地252振りメガボーマンダの+1じしんが18.8%の乱数1

臆病252振りメガゲンガーシャドーボールが37.5%の乱数1

H4振りミミッキュバレットパンチで81.3%の乱数1

準速100族抜き抜き

 

メタグロス
いつものだが少し調整を変えた。
最終日の2~3日前まではミラーが多発していたのでそれを意識してSを+1
臆病メガゲンガーのシャドボに突っ張りたい場面が多かったのでギリギリ信用可能な数値まで引き上げた。
従来の調整よりBが下がるがこの変更をしてもミミッキュのゴーストZやメガボーマンダ1舞地震の乱数は信用可能であるため此方の方が勝率が高くなるのではないかと思い採用に至った。
実際この調整によって拾えた試合のほうが目立ったので正解だったと感じている。
技構成に関しては環境の変化があれど単体性能が最も高いのはこの構成であると感じているためこのようにしていたが、
ギルガルド入りに対して全くの無力で
最終盤ギルガルド入りに対してメタグロスを舐めた選出をされたことがあったので
技選択や立ち回りを含めて要検討である。

 

 


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ヒートロトム
以前はヒートロトムと言えばスカーフというイメージが蔓延し非常に動かし辛かったが今期はヒトムレヒレグロスのヒトムは炎zという固定観念もあったのか以前よりは動かしやすかった。
特に呼びやすいメタグロスに対して体力管理をせずとも上から縛りにいける動きは強く、他にも通りの良い構築には存分に能力を発揮してくれた。
トリックはほぼカビゴンピンポイントメタというくらい撃たないが他の技よりは優先順位が高いため採用した。

 


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調整意図

火力を最低限保ちつつ準速キノガッサ抜き 残り耐久

 

カプ・レヒレ
キノガッサやABゴーストZミミッキュの増加や、ゲッコウガミミッキュがパーティーに入ったことによりバシャーモやリザXの処理ルートをレヒレに依存しなくて良くなったため、耐久を下げSを上げた。
汎用的に出せるZ枠が欲しかったのでミズZを持たせている。カビゴンでレヒレを受けようとするパーティーがかなり多かったため瞑想→ムンフォ→ミズZで落とせるのは非常によかった。
最後の1枠を最後まで悩んだ末めざ炎を採用している。これはマンダナットドランのようなナットでレヒレを見ているような構築に刺したり、ミズZなら耐えると思って出てくるカミツルギの交代読みに撃つために採用した。
実際はめざ炎で倒すよりもナットレイがいるからレヒレは出てこないだろうみたいな舐められた選出をされてそのままレヒレが通ることのほうが多く、ナットレイを見てもレヒレを積極的に選出できるようになったことで選出の幅が広がったのが一番の収穫である。

 

 

 


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調整意図

火力特化

意地252振りメガボーマンダすてみタックルが12.5%の乱数1

意地252振りメガリザードンXフレアドライブが18.8%の乱数1

意地252振りメガバシャーモフレアドライブを確定耐え(ステルスロック込みで31.3%の乱数1)

控えめ252振りカプ・テテフのフィールド下サイコキネシスが12.5%の乱数1

最速テッカグヤ抜き抜き抜き(遅いガルーラ意識)

 

〇カクトウZによるダメージ

http://tottuanpoke.hatenablog.com/entry/2018/03/15/183703

(こちらのカクトウZランドロス先駆者のブログから引用させていただきました。無断リンクなので問題があれば削除します。)

A+0格闘Z

HB特化ナットレイに93.9~110.5(62.5%)

H振りのみのナットレイは確定1発

H244B4輝石ポリゴン2に97.4~115.2(81.3%)

H148B252カビゴンに95.3~112.6(75.6%)

A+1格闘Z

H244B252輝石ポリゴン2に103.7~122.5

A+2格闘Z

H252メガハッサムに108.5~127.7

HB特化テッカグヤに88.7~104.9(31.3%)

H振りのみのテッカグヤは確定1発

HB特化エアームドに85.5~100.6(6.3%)

ランドロス
地雷枠。
絶対に読まれないことを前提に宇宙プレイングを積極的に行う。
B耐久を少しでも甘えたカビゴンやB補正の掛かってないポリ2は餌。
ラッキーも突っ張ってくるので初手から吹き飛ばしていた。(HB特化カウンターラッキーに一度返り討ちにされた。56.3%の乱数1らしい。おかしいだろこいつ。)
HBトレースポリ2でも+1格闘zで落ちるので剣舞後の後出しを許さない。
剣舞をみせるとヒコウzを警戒されるので役割対象であるテッカグヤの動きは撃ち落とすやもう1舞を読んだ守る以外の行動になりやすくZが通りやすかった。
Sは最速カグヤ抜き抜き抜きで遅いガルーラにも役割を持てるようにした。
がシーズン終盤までガルーラを抜くことはほとんどなくここに関しては研究が甘かったと感じる。
読まれない崩し枠として非常に優秀でありこのポケモンで鋼枠を突破してグロスミミッキュで詰める動きが強かった。

 


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ミミッキュ
MVP。まごう事なき最強ポケモン
このパーティーに足りない対面性能を補うポケモン。初手から投げて場を荒らしたり無理矢理サイクルに組み込んで中盤展開を作ったりラス1で最強の詰めとして使用したりとにかく活躍の場が多かった。
特にヒトムレヒレのサイクルで相手を疲弊させた後のラス1ミミッキュによる詰めや捲り性能が非常に高く、それに助けられた場面があまりにも多かったため性格は意地っぱりにしている。(グロスヒトムレヒレや襷ミミッキュミラーを意識するなら陽気の方が良い。)
グロスもレヒレも対面性能がかなりあるのでこのミミッキュと合わせて相手の対面構築にも引けを取らない対面性能を確保することができた。

 

 


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ゲッコウガ
アゴギャラの展開構築や、マンダガルドを殲滅するために採用。
技構成は悪波れいび手裏剣で大体足りてたので、カプ・レヒレスイクンを見ても出せるように、そして苦手なギャラやペリッパーへのeasyをとるためのめざ電を採用した。実際レヒレ意識でギャラはメガシンカしてこなかったしペリッパーは襷じゃないことが多かったので合っていたと思う。
珠を持たせても火力が足りず扱うのが難しいポケモンだったが対面選出のエースとして大いに活躍してくれた。


2.3選出
VSカバマンダガルドコケコゲコツルギ
→ヒトム レヒレ ミミッキュ(ゲッコウガ)

ヒトムレヒレでサイクルをしつつミミッキュゲッコウガで詰める。マンダガルドのギルガルドはほぼほぼ出てくるのでメタグロスが腐るのを恐れて今シーズンはこの手のパーティーメタグロスは投げなかった。

 

VSカバマンダガルドレヒレカビゴン
→ヒトム レヒレ ミミッキュ

初手レヒレは基本的にスカーフだと思ってボルチェンからレヒレに回して立ち回っていた。初手カビゴンにはトリックからボルチェン→ミミッキュと繋ぐことでゲームを圧倒的優位に進めることができた。

 

VSガルランドガルド
ランドロス ゲッコウガ メタグロス

苦手構築。釣り交換を多用してメタグロスギルガルドの対面を何としても回避しなければならない。初手ガルランド対面格闘Zでeasyできることはほとんどなかったのでやめましょう。一度メタグロスバック挟んでから展開した方が無難です。

 

VS受け全般
ランドロス メタグロス ヒトム(ゲッコウガ)

初手に来るラッキーをランドロスで吹き飛ばして特殊を通して勝つか、テッカグヤエアームド剣舞Zで疲弊させてメタグロスを通して勝つことが多かった。

 

VSリザグロスゲコミミガッサ
→ヒトム メタグロス ミミッキュ(レヒレ)

じゃんけん。

ヒトムガッサ対面はタネマシンガンしか押されないのでグロスバック。

初手のABゴーストZミミッキュがホントにしんどかったので初手ミミッキュから入るのもあり。

 

VSランドアゴギャラ(ハッサム)
ゲッコウガ ランドロス ミミッキュ

ゲッコウガが手裏剣でランドロスを倒してしまえばどのポケモンの起点にならないもならないのが優秀。

ヒトムやレヒレはうまくいなされてしまうので絶対出さなかった。

 

VSヒトムレヒレグロス
→レヒレ メタグロス ミミッキュ

これもじゃんけん。

初手のヒトムが一番しんどいのでレヒレから投げていた。(スカーフヒトムはほとんどいなかったので切った。)

ヒトムレヒレランドグロスのタイプ相性サイクルを無視できるミミッキュは必須。

 

この他にも知りたいのがあれば言って頂ければ答えます。


2.4重いポケモン

・瞑想リフレクターきのみレヒレ
果てしなく重かった。
このパーティーロトムのボルチェンやメタグロスの思念によるゴリ押しでカプ・レヒレを見ていたためそのゴリ押しを完全に封じられてしまうと簡単に詰んでしまう。
一点読みしてようやく勝てるかどうか。
シーズン終盤の上位帯でめちゃくちゃ見たので環境考察が甘かった。

 

・ヌオー
ほぼ無理。
こいつのためだけにくさむすびメタグロスを採用しようとしたレベルである。
当たったら発狂していた。
一緒にいるラッキーを飛ばしてゲッコウガを通すかメタグロスで怯ませまくるしかない。

 

・ヤドラン 

ホントに無理。

このポケモンに負けるのが嫌ならランドロスをヒコウzにした方がいい。

 

ギルガルド
いつもの。
ヒトムレヒレグロスの宿命。
ミミッキュで択に勝ちまくりましょう。

 

ゲッコウガ

こいつからゴミ箱取り上げてくれ。頼む。

 

(特段重くはないけど)

オニゴーリ
4ね。

 

3.結果

最高2102 最終2052 160位

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4.最後に

最終日の朝にようやく2100に乗れてホントに嬉しかったけどつらかったです。

次の日は一日中寝てないと頭が痛すぎて動くこともままならないくらい疲弊しました。

でもこんだけ疲れてもやめられないんですよね。

就活中はやめるという話はどこへやら何だかんだ続けてしまっています。やっぱりおもしろいですねこのゲーム。

ボスラッシュ圏内だとか某ヒトムグロス使いのレートを抜くだとかいろいろ目標はありましたが、とりあえずみんなと楽しく続けてまずは自分の最高レート更新を目指して地道に無理なくやっていけたらいいなと思います。

 

☆special thanks

・やざわ 

グロスとレヒレの調整一緒に考えてくれてありがとう。ヒトムグロス使って。

 

・最終日通話してくれたえいけいさん、てぃぽさん、ツバサさん 

マジで心折れかけてたから助かりました。

騒ぎすぎてごめんなさい。

 

・セノさん あいまる君 ユキさん

レート帯が近かったので勝手にめちゃくちゃ意識してました。すごく刺激を受けました。

 

 

 

構築に関して質問があればinosuke_pokeまで